概要 Edit

ドイツ北西部ラインラント=プファルツ州・ケルンより南に約60km離れたニュルブルクにあるサーキットである。

  • 低速から高速までありとあらゆるコーナーが存在しており、唯一試せないのは高速域からのフルブレーキングのみとまで言われる、「聖地」という名に相応しいサーキットである。
    要するにドライビングの永字八法といったところか。
  • F1などで使用される南側のGPストレッチ(GPコース)と、24時間耐久レースや自動車開発で使用される広大なノルドシュライフェ(北コース)で構成されている。
    この他に、4時間耐久用レイアウト(TypeV)や24時間耐久レイアウト(24h)が存在しており、いずれもGPストレッチ及びノルドシュライフェの大部分の区間を共用している。

コース攻略 Edit

ニュルブルクリンク 北コース Edit

北.jpg1.Nordschleifeコース情報
分類リアルサーキット
所在国ドイツ
コース長20832m
ストレート長2135m
高低差300m
コーナー数173
ピットあり
天候変化あり
温度 --℃
時間変化あり
時刻 --:--~--:--
備考---
  • 「ノルドシュライフェ」と称される、ニュルブルクリンクを代表する自然の地形に沿って作られた、超難関ロングコース。まずはコースを憶えることが何よりも大事。全長20kmにもおよぶ広大なコースだが、決して憶えきれないことはないので、何度も走り込んでいこう。
  • ニュルは難易度が高く、平均速度も高いので、いきなり速いクルマを持ってきても無事走りきることさえ難しい。
    はじめてこのコースに挑むという場合、最初は軽自動車辺りを使ってチャレンジするところから始めてみるとよい。
    2~3周ほどコースアウトせずに走りきったら、次はコンパクトカー辺りに乗り換えて、再び2~3周ほど(コースアウトせずに)走ってみよう。
    同様に、次は280ps級のスポーツカー、次は400ps級のハイパフォーマンスカー、次はレースカー、というように順にクルマのクラスを上げていく。ハイパフォーマンスカーとレーシングカーの間に500~800ps級の比較的扱いやすい車と一般に扱いにくいといわれる車で練習しておくと、殆どの市販車で走れるようになる。
    当然だが、いずれのラップでも漠然と走るのではなく、次のコーナーは、次のコーナーは、というように思い出しながら走って行くように。
    面倒に感じるかもしれないが、そうやって順に走っていくと、コースも徐々に憶えられ、ライン取りやBP・CPもだんだん理解できてくるはずだ。
  • 4区間に分けて解説する。区分けはGT5のスペシャルイベント、AMGドライビングアカデミーの内容に基づく。

第1区間 (START~セクター2) Edit

  • Nordkehre(ノルドケーレ)
    スタート直後のきつい左コーナーは、狭い道幅をできるだけいっぱいに活用し、大きくコーナリングしていく。
    下り勾配になっているので、しっかり減速して行かないと、オーバースピードでコースアウトしやすい。
    イン側・アウト側とも縁石に若干高さがあるので、乗る場合は体勢を崩さないよう注意すること。
  • Hatzenbach(ハッツェンバッハ)
    ノルドケーレに続くS字コーナー。リズム良く、CPを奥に取るようにしてクリアしていく。
    ある程度のクラスのクルマならアクセルオフやチョイ押しくらいの軽いブレーキだけで抜けられる。
    二番目の右コーナーが若干きつめなので、最初の左コーナー付近からすぐにアプローチの体勢を取って行かないと、曲がりきれず脱出でコースアウトしやすい。
  • Hocheichen(ホーホアイヒェン)
    ハッツェンバッハに続き、高速区間クヴィッデルバッハー・ヘーエに繋がるS字コーナー。
    最初の右コーナーは、手前で少し強めのブレーキを入れ、イン側の縁石に大胆に乗って行く。
    脱出であまりアウト側に膨らまないようにしておくと、次の左コーナーにアプローチしやすい。
    この左コーナーは若干バンクがついており、より高速で抜けていくことが可能。最初の右コーナー脱出付近からのアクセルオンで、スピードを上げていこう。
  • Quiddelbacher Höhe(クヴィッデルバッハー・ヘーエ)
    アップダウンの大きい高速区間。谷間を頂点に緩やかな右カーブとなっている。
    終盤、ジャンピングスポットの後が右コーナーとなっているので、脱出は左寄りに。
  • Flugplatz(フルークプラッツ)
    ジャンピングスポットと、それに続く右コーナー。
    ダウンフォースが大きいクルマや、車速の低いクルマならそのまま飛び込んでも大丈夫。ジャンプ後着地したらすぐアクセルオフや軽いブレーキを挟んで右へ切り込んで行く。クルマによっては全開でクリアすることも可能だ。
    低グリップタイヤを履いたハイパフォーマンスカー等になると、ジャンプの手前でアクセルオフや軽いブレーキを入れた方が、着地も安定しやすい。
    次の右コーナーでも、ある程度の減速は必要になる。立ち上がりでアンダーを出してコースオフしやすいので注意。
    余談であるが2015年にドイツ国内選手権にて日産・GT-R NISMO GT3が観客席に飛び込んだ事故もこのコーナー付近で起こる典型的な事故例である。
  • Schwedenkreuz(シュヴェーデンクロイツ)
    高速左コーナー。スピードに乗っていること、手前のジャンプスポットで体勢を崩し易いことなどから、曲がりきれずコースアウトするパターンがよく見られる。
    車速の低いクルマやGTカーならアクセルオフだけで抜けられるが、慣れないうちは軽いブレーキを挟んだ方が良いだろう。
    抜けた後は右コーナー・アーレムベルクが待っているので、早めに左へ寄せておくことが望ましい。
    車格やセッティングによっても違うが、スポーツソフトタイヤでの限界速度は230km/hほど。
  • Aremberg(アーレムベルク)
    高速からのフルブレーキングが必要となる右コーナー。
    直前まで高速区間が続いていたことと、若干の下り勾配であることから、ここでも減速が間に合わずコースアウトするパターンがよく見られる。
    タイトなので、しっかり減速し、できるだけインに沿うようにコーナリングする。アクセルオンを焦ると脱出でもコースアウトしやすいので注意。
    車幅1700mm程度の車ならある程度余裕をもって2台並ぶことができるためオーバーテイクもしやすい。
    オーバーテイクする場合は、レイトブレーキングは使わず脱出で勝負しよう。アウト側から被せると効果的。

第2区間 (セクター2~5) Edit

  • Fuchsröhre(フックスレーレ)
    非常に緩やかな左右のカーブが続く、下り勾配の高速区間。それぞれのインを繋ぐように直線的に抜けていこう。
    次のランゲシュトレッケをクリアしやすくするため、終盤は右寄りのラインを取ると良いかもしれない。
  • Langestrecke(ランゲシュトレッケ)
    谷間の左コーナーはイン寄りで進入してしまいがちだが、フックスレーレの終盤でアウト側に寄せておくと(最後の右カーブでCPを奥に)、安定してクリアしやすい。
    アーデナウアー・フォルストへと繋ぐ二つ目の左コーナーは軽いジャンプスポットとなっている。若干ブラインドになっていることもあり、脱出でアウトに膨らみやすい。
    しかし直後に右コーナーがあるので、できるだけアウト・イン・イン~ミドルくらいのライン取りとなるよう心がけよう。
    進入前は縁石に注意しつつ(高さがあるのでバランスを崩し易い)右に寄せ、登りの頂きに僅かに見える左側の縁石に向かって、
    コースを斜めに横切るような感覚で飛び込んで行くと、かなり理想的なラインを取ることができる。
  • Adenauer-Forst(アーデナウアー・フォルスト)
    右左右とタイトなコーナーが連続する区間。ここはクリアの状況によってタイム差が出やすい。
    抜けた後は再び高速区間になるので、各コーナーでは常にCPを奥に奥に取っていく。特に中盤左コーナーは途中でRがきつくなる複合コーナーなので注意。ラインが上手く決まれば、中盤左コーナーのCPを過ぎた辺りから加速に入れる。(大パワー車ではこの限りでない)
    最後の右コーナーは縁石が両側とも比較的フラットで幅もあるので、有効活用すると良いだろう。
    なお、前半の右および左コーナーの縁石は、両側とも若干高さがあるので、あまり乗らないように注意すること。
  • Metzgesfeld(メッツゲスフェルト)
    緩やかな左コーナーの後、きつめの左コーナー、緩い右コーナーと続く。
    一つ目の左コーナーは軽いブレーキングで抜けられる。ダウンフォースがある車ならアクセルオフでいい。
    二つ目の左は車によっても違うがだいたい4速→2速へのブレーキングとなる。ブレーキを遅らせるとアンダーステアでコースアウトしてしまうため注意。脱出はイン側へ抜けたい。
    三つ目の緩い右コーナーは次のコーナーへのアプローチのためにアウト側へ抜けよう。
  • Kallenhard(カレンハルト)
    このコーナーからアインファート・ブライトシャイトまでしばらく下り区間が続く。
    特にこのコーナーの入り口はかなりきつい下り坂となっているため、ブレーキングで前輪荷重過多になりやすくアンダーステアやオーバーステアになりやすい。
    しっかりと前後の荷重バランスを調整しよう。MTならエンジンブレーキも効果的。
  • Spiegelkurve(シュピーゲルクルフェ)
    左→右と続くS字コーナー。
    ダウンフォースのないハイパフォーマンス車では軽いブレーキングが必要となる。
    左右に強いロールが発生するためバランスを崩しやすい。縁石にはできるだけ乗せないようにしたい。
    車格やセッティングにもよるが、スポーツソフトタイヤの場合の限界速度は180km/hほど。
  • Wehrseifen(ヴェーアザイフェン)
    複数のコーナーが合わさった複合コーナー。右へ曲がった後、ノルドシュライフェで1,2を争うタイトな左コーナーを抜け最後は右コーナー。
    一つ目の右コーナーは緩く感じるが、次の左コーナーへの侵入を考えると早めに速度を落としてイン側へ抜けよう。そうすることで次の左はアウトから侵入できる。
    二つ目の左コーナーはアウトからミドルへ入り、インへ抜けていくと三つ目の右で立ち上がりが楽になる。
    三つ目の右は比較的緩いため早めにアクセルを開こう。だが車によってはアンダーステアが出るため注意。
  • Einfahrt-Breidscheid(アインファート・ブライトシャイト)
    ヴェーアザイフェンと同じように右→左とコーナーが続く。
    ヴェーアザイフェンよりも緩いが、高速域からのハードブレーキングとなるためアンダーステアに注意。左コーナーの縁石は高いためあまり乗らないほうがいい。
  • Ex-Mühle(エクスミューレ)
    きつめの登り坂になっている右コーナー。
    路面状態が特に悪く、車高を下げた車ではサスペンションが底付きを起こし、極端にスタビリティが不足する。
    登り坂なので前輪荷重が不足しアンダーステアとなりやすい。また脱出の登り坂はかなりきついのでギアの選択も重要である。
  • Laudaringsnick(ラウダリンクシュニック)
    緩やかな左高速コーナー。
    次のコーナーへのアプローチを考えてアウトからインに抜けるようなラインを取りたい。
    またこのコーナーは「不死鳥」と呼ばれたF1ドライバー ニキ・ラウダがクラッシュした場所でもある。
  • Bergwerk(ベルクヴェルク)
    大きく回り込んだ右コーナー。重大事故が多いことでも知られている。路面状態も悪く姿勢を崩しやすい。
    高速域からのハードブレーキングとなるがCPが見えないため、ブレーキングミスをしやすいコーナーでもある。
    リアのグリップ不足によるオーバーステアや、前輪荷重過多によるアンダーステアに注意。ブレーキをうまく調節して荷重をコントロールしよう。MTなら早めのシフトダウンでエンジンブレーキもおすすめ。
    長い上りの全開区間につながるコーナーであるため、立ち上がり重視のラインで走ると良い。

第3区間 (セクター5~7途中) Edit

  • Kesselchen(ケッセルヒェン)
    馬力の低い車であれば問題はないのだが、馬力が高い車だと一瞬のミスがクラッシュにつながるので不安なプレーヤーはアクセルオフで抜けるほうがいいだろう。
  • Mutkurve(ムットクルフェ)
    アクセル全開で抜けられる車とアクセルオフで抜けられる車と、ブレーキングしないと抜けられない車の3種類がある。単純に馬力で決まるのではなく、空力性能なども影響してくるので車ごとに慎重に見極めたい。
  • Klostertal(クロスタータル)
    イン側の縁石を思い切り跨ぐようなラインで走ると安定して攻略できる。ムットクルフェもそうだが、かなりの高速コーナー故立ち上がりでコースオフすると、そのまま制御不能となり大クラッシュに繋がりかねないので、慎重に。
  • Steilstrecke(シュタイルシュトレッケ)
    途中でRが大きくなる複合コーナーだが、CPを越えた後も出口が見えるまでインベタで走るというラインも有効。カラツィオラ・カルッセルまでのストレートは短いながらもかなりの上り勾配であり、ボトムスピードよりも立ち上がりを重視したほうが好結果につながる場合が多い。
  • Caracciola-Karussell(カラツィオラ・カルッセル)
    有名なすり鉢状のコーナー。
    オーバースピードですり鉢からはみ出ることのないよう注意。大幅にタイムを失うことになる。
    進入、脱出共に直線的に行うと安定する。
  • Hohe Acht(ホーエアハト)
    ノルドシュライフェで最も標高の高いポイント。ここからブリュンヒェンまでは怒涛のダウンヒルセクションとなる。中高速コーナーが連続するので、リズムよく駆け抜けるべし。また、この区間は舗装が古く、特に滑りやすいので注意が必要だ。
    このコーナー自体は単純な右コーナーなので、セオリー通りクリアしよう。ただし縁石は使わないほうがいい。
    直前の緩いシケインは、足を軟らかめにセッティングしている場合、大きく縁石を跨いでしまうという手もある。
  • Hedwigshöhe(ヘドヴィヒシューヘ)
    右、左、右と続く高速シケイン。強烈な下り勾配故、リア荷重が抜けやすく、またオーバースピードになりがち。左足ブレーキを有効に使おう。
    縁石は使わないこと。最悪の場合、はじき飛ばされてそのまま壁に一直線だ。
  • Wippermann(ヴィッパーマン)
    入口はきつい上り、出口は緩い下りとなっており、非常にアンダーが出やすい。
    直後に左コーナーがあるので、コースオフするリスクを冒してまで立ち上がりで頑張るのは得策とは言えないだろう。
  • Eschbach(エシュバッハ)
    ややきつい左のあとに緩い左コーナーが続く。アウト・イン・アウト・インのラインで立ち上がると、スピードを殺すことなく直後の右コーナーへの準備ができてよい。
    オーバースピードで進入し、曲がりきれずにコースオフするケースが多く見受けられるので、慎重に。

第4区間 (セクター7途中~フィニッシュ) Edit

  • Brünnchen(ブリュンヒェン)
    短い直線をはさんで存在する2つの右コーナー。一つ目は下り、二つ目は上りとなる。
    いずれのコーナーも出口の縁石がフラットなので積極的に使っていきたい。
    ただし、コースオフには注意。特に二つ目の出口側はサンドトラップとなっているので、無理のし過ぎは禁物。
  • Eiskurve(アイスクルフェ)
    上りながらの左コーナー。アンダーを出しやすいので注意。
  • Sprunghügel(シュプルングヒューゲル)
    ノルドシュライフェ屈指の難所。ジャンピングスポットの直後に高速右コーナーが待ち受ける。
    進入で姿勢を乱しやすいので、ジャンプする直前に軽く減速しておくと良い。その後の右コーナーはダブルクリップで。直後の左コーナーに備え、立ち上がりはコンパクトに。
    アウト側がサンドトラップとなっているため、アプローチはこれでもかというくらい慎重に。直後に全開区間があるため、ここでミスると取り返しがつかないほどのタイムロスをすることになる。
  • Pflanzgarten(プランツガルテン)
    緩やかなコーナーが続く区間。終わりにある右コーナーを除いて、基本的には全開でクリアできるだろう。
    最後の右コーナーは非常にコースオフしやすいポイント。徐々にRがきつくなるので、アウトいっぱいからブレーキングに入るとそのままグラベルへと足を突っ込むことになってしまう。そこで、イン側からアウトへ向かって直線的にブレーキングを行い、減速を完了した後CPへ向かって切り込んでいくと安定してクリアできる。直後に左コーナーがあるので、立ち上がりはあまり膨らまないこと。
  • Schwalbenschwanz(シュヴァルベンシュヴァンツ)
    右コーナーを立ち上がったらすぐに軽いブレーキとともに切り返し、イン側の縁石には乗らずにクリアする。CPは気持ち奥にとると良いだろう。
  • Mini-Karussell(ミニ・カルッセル)
    注意点はカラツィオラ・カルッセルと同様。立ち上がりで焦ってコースオフしないよう注意。
  • Galgenkopf(ガルゲンコップフ)
    2kmもの長さを誇るロングストレート、ドッティンガー・フーエにつながる右ロングコーナー。Rの異なる二つのコーナーが合わさったような形状をしている。それぞれのコーナーの頂点をつなぐ滑らかな曲線を描くようなラインが理想。
    ついアクセルを早めに開けたくなるが、出口が見えるまでは我慢しよう。
  • Döttinger-Höhe(ドッティンガー・フーエ)
    2kmに及ぶ超ロングストレート。
    この直線区間でトップを走っていて、すぐ後ろに後続車がいる場合はアクセルオフ等で減速し後続車を前に出させるのがよい。その後スリップを使ってストレートエンドで抜き返そう。この先フィニッシュラインまでオーバーテイクのチャンスはないに等しいからだ。
    ただし性能差が大きい場合はこの限りではない。状況に応じて臨機応変に。
    ちなみにリアルでは左側のほうが速度の伸びがいいらしい。コース横に木が多く、風の影響を受けにくいからだとか。ゲーム内では再現されていないと思われる。
  • Antoniusbuche(アントニウスブーヘ)
    丘を登りきった先にある超高速左コーナー。ダウンフォースの大きいマシンやN300程度の市販車ならば何の問題もないコーナーだが、ダウンフォースのないハイパフォーマンスカーだと途端にシビアになる。場合によっては軽い減速が必要になるだろう。
  • Tiergarten(ティーアガルテン)
    ホーエンラインに向けてブレーキングを開始するポイント。直線的に、最短距離で止まれるようなラインとセッティングを確立しよう。ここのブレーキングであまりにも不安定な挙動を示すようなら、セッティングを見直したほうがいいだろう。
  • Hohenrain(ホーエンライン)
    最後の低速コーナー群。上り坂故アンダーが出やすい。最後の右コーナーを優先したラインどりで攻略しよう。
    ゴール直前だからと言って油断しないこと。意外とミスしやすいポイントである。

ニュルブルクリンク 24h Edit

Nur-24h.jpg1.GP/F
2.Nordschleife
コース情報
分類リアルサーキット
所在国ドイツ
コース長25359m
ストレート長2135m
高低差300m
コーナー数189
ピットあり
天候変化あり
温度 --℃
時間変化あり
時刻 00:00~23:50
備考---
  • 全般
    ニュルを構成するコースの一つで、北コースとGP/Fコースが組み合わさったレイアウト。ただしメルセデス・アリーナはショートカットされている。
    大部分は北コースおよびGP/Fコースと共有されているので、主な攻略はそちらを参照して欲しい。
  • GP/F(1)
    殆どはGP/Fコースと同じレイアウトだが、メルセデス・アリーナがショートカットされ、非常にタイトな二連続ヘアピンとなっている。
    グランプリコース部分全体のタイムに影響するので、コーナリング速度と脱出速度を上げることを心がけよう。
    進入時は長いストレートからのハードブレーキングになるので、オーバースピードで飛び込みすぎないようにすること。
    クルマにもよるが、ストレート終盤の緩い右カーブ前後あたりを目安に早めに減速していくと良いだろう。

脇阪寿一がニュルブルクリンクコースを徹底解剖
YouTube

ニュルブルクリンク GP Edit

Nur-GP.jpg1.メインストレート
2.Castro
3.Mercedes Arena
4.Mercedes Arena
5.Mercedes Arena
6.第6コーナー
7.Ford Kurve
8.Dunlop Kehre
9.Michael Schumacher 'S'
10.Kumho Kurve
11.Bit Kurve
12.Hatzenbects Bogen
13.Veedol
14.Coca-Cola Kurve
コース情報
分類リアルサーキット
所在国ドイツ
コース長5148m
ストレート長620m
高低差56.7m
コーナー数17
ピットあり
天候変化なし
温度 --℃
時間変化あり
時刻 00:00~23:50
備考---
  • 全般
    ニュルを構成するコースの一つで、グランプリコース「GP-Strecke(GPストレッチ)」と呼称される部分。
    長いストレートとタイトなコーナー、シケインから構成されており、脱出速度を如何に上げていくかが求められる。
    理想ラインはほぼ1本しかないので、特にコーナリング中はラインを外さないようアクセルワークに注意しよう。
  • メインストレート(1)
    ここから次のカストロール・Sにかけてがオーバーテイクポイントとなる。
  • Castrol 'S'(カストロール・S)(2)
    メインストレートの終わりにあるタイトな右のヘアピンカーブ。
    ここはあえてアウトよりに進入し、そこから一気にクルマの向きを変えて直線的に立ち上がるようにしよう。そうすれば次のメルセデス・アリーナにつなぎやすい。
    下り坂になっているので思わぬブレーキングミスに注意。
    ここのコーナー名の"S"は2002年のコース大改修以前は中速S字コーナーだった名残である。
  • Mercedes Arena(メルセデス・アリーナ)(35)
    24hコースではショートカットされている、カストロール・Sの後に続くタイトなコーナー群。
    最初の右はアウトインアウトで抜け、次の左に縁石等を使って出来る限りアウトから
    インに切り込む感じで。そのあとすぐにクルマを次の右へ。これもアウトインアウトで。
    途中で迂闊にアクセルを開けると立ち上がりで膨らんでしまいタイムロスとなるので注意。
  • 第6コーナー(6)
    メルセデス・アリーナの次にある左コーナー。次のフォード・クルベに備えてあまりアウトに寄りすぎないように。
  • Ford Kurve(フォード・クルベ)(7)
    タイトな右コーナー。オーバーテイクポイントに見えるが、減速が遅れると立ち上がりで膨らみ、最悪グラベルにはまるのでここであまり仕掛けないほうがいい。
  • Dunlop Kurve(ダンロップ・クルベ)(8)
    本コースのオーバーテイクポイントの一つ。アウトインアウトの際、インに目いっぱい寄っていこう。
  • Michael Schumacher 'S'(ミハエル・シューマッハ・S)(9)
    過去7度のF1ワールドチャンピオンである王者ミハエル・シューマッハの名がつけられた高速S字コーナー。縁石を使って直線的に抜けよう。ここでミスしてスピードを落としてしまうとかなりタイムロスとなるので大事なコーナーである。なお、難易度や敵車の性格、敵が操る車によっては、砂に落ちて失速したり、コースアウトしたり、クラッシュすることがある。(F1500T-AX2014など、桁違いに速い車が特に顕著である。)
  • Kumho Kurve(クムホ・クルベ)(10)~Bit Kurve(ビット・クルベ)(11)
    第6コーナー(6)~フォード・クルベ(7)までの攻略とほぼ一緒である。とくにビット・クルベは次のオーバーテイクポイントであるハッツェンベクツ・ヴォーゲンにつながるので、立ち上がり重視のラインを取ろう。
  • Hatzenbects Bogen(ハッツェンベクツ・ヴォーゲン)(12)
    「バックストレッチ」と呼ばれる区間にある高速右コーナー。ここから次のヴィードルにかけてがオーバーテイクポイントとなる。アウトインアウトの際、外に振られてコースアウトしないように。
  • Veedol(ヴィードル)(13)
    「NGKシケイン」とも呼ばれるシケイン。縁石を大胆に使って直線的に攻略しよう。出口にある縁石は高いのでバランスを崩しやすいのでここはあまり大胆に乗らないように。
  • Coca-Cola Kurve(コカ・コーラ・クルベ)(14)
    ヴィードルからホームストレートにショートカットするタイトコーナー。定石どおりアウトインアウトで。ここも途中で迂闊にアクセルを開けると立ち上がりで膨らんでしまいタイムロスとなるので注意。

開催される主なレース Edit

現実で開催される主なレース Edit

  • ニュルブルクリンク24時間レース (24hレイアウト)
  • F1ドイツグランプリ (GP/Fレイアウト)
    主にホッケンハイムと交互に開催されるが、2014年以降はホッケンハイム、2015年は経営破綻の為中止が決まっている。

小ネタ Edit

  • このコースをモデリングする際、路上の落書きやコーナーの曲率、全長や高低差まで細かく凝って製作されたとされる。
    落書きはモデリングの時点で既に書かれた落書きがGT5にそのまま反映された。
  • ノルドシュライフェに関しては、法律上は有料の公道となっているので、一般車でも走行が可能。ただし、ここで起こした事故に関しては保険が適用されない。
    また、監視カメラでチェックされており、専用のレンタカー屋で借りた以外の車両で走行すると違約金を取られるため要注意。
    他にもセミプロのレーサーの助手席に乗るサーキットエクスペリエンスもあるが、結構事故っているらしいので、申し込むかは自己責任で。
  • ノルドシュライフェのピット出口を出たすぐ後、右を見ると注意書きらしき看板がある。すべてドイツ語(オーバーテイクの仕方、道の譲り方など)。
  • ニュルブルクリンクは2012年7月に破産しており、その後、2013年5月から裁判所の管財人の下で売却先を探していたが、2014年3月にドイツ・デュッセルドルフを拠点にする自動車部品メーカー「カプリコーン・グループ」が経営権を獲得した。なお、買収額は1億ユーロ(約142億円)以上。しかし、 それ以降ニュルブルクリンクでF1ドイツGPが開催されたのは2013年のみ(この年も開催が危ぶまれたが、なんとか開催された)で、2015年と2017年はともに、ニュルブルクリンクでのF1ドイツGPを開催する予定もかなわず(2014年、2016年、2018年はホッケンハイムでのドイツGPは開催されている)、両年ともF1ドイツGPの開催すらキャンセルされる羽目になった。
  • 本作の収録車両によるノルドシュライフェのレコードタイムはゾンタRの6分47秒50である。
    • なお現実のゾンタRはサーキット走行専用車(公道走行不可)。
    • 後述の事故後に施されていた速度制限の解除が行われた2017年以降にはイギリスのチューニングメーカーがマクラーレンP1 LM(サーキット走行専用車のP1 GTRを英国の車検を通せるように改造を施した物)で6分43秒というタイムを叩き出し市販車ナンバーワンと主張した一方でポルシェは911 GT2 RS(ドイツ国内の車検を通した物)で6分47秒3をマークし公道走行可能な自動車によるナンバーワンはウチであると主張するなど過激なタイムアタック合戦を繰り広げている*1。また、カテゴリー毎のタイムアタック合戦も盛んであり、ホンダのシビック タイプRルノー メガーヌが量販車FF最速タイム更新合戦を繰り広げていたり、アルファロメオを発端とした4ドアセダン(アルファロメオ ジュリア)やSUV(アルファロメオ ステルヴィオ)といった純スポーツカー以外のジャンルの車両のタイムの更新も活性化している。果ては中国の新興電気自動車メーカーやラディカルのような事実上のニュルでタイムを出すためのワンオフモデルによる7分の壁へ挑戦など、様々なコンセプトを持った車両が日々タイムの更新を行っている。
      • 本作収録外まで含めたレコードタイムは919Hybridの2017年モデルを改修した919 Hybrid Evoが記録した5分19秒546で、2019年現在絶対レコードでもある。
      • また市販車両でのレコードはポルシェ・911 GT2 RS MR(Type991.2)が2018年10月に6分40秒33を叩き出したのが最速記録。
        この最速記録の歴史の中には、ブリッツがJZA80スープラをチューニングした753スープラが7分49秒をマークし、当時の公道走行可能車最速記録を樹立していた事も。
  • 2015年のVLN中に、フルーグプラッツにてGT-R GT3がエアボーン、そのままキャッチフェンスを飛び越え観客が犠牲になる事故が発生してしまった。この事故を受け各ジャンプスポット前後や、ドッティンガー・フーエでのスピード規制がレースの有無に関わらず制定され、先述のゾンダRのレコードタイムは二度と破られないとされていたが、2016年にコースを大幅改修し、設けられた速度制限が解除された。
    • それと前後しタイム公表禁止という処置が取られたが、こちらは各社の猛反発で事実上協定は無きものとなっている。



*1 英国は少数生産の車に対し極端に車検の基準が緩く、英国外のほとんどで車検を通過しない車でも通過出来るため、このようなクレームが出る。本wikiTS020のページも参考にされたし。

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