|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):90|340|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|220|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|180|c |>|~分類|>|>|>|~性能| |メーカー/国籍|フェラーリ/イタリア|総排気量|2,418cc|全長|4,235mm| |カテゴリー1|N200|最高出力|194PS/7,400rpm|全幅|1,700mm| |カテゴリー2|ノーマルカー/スポーツカー|最大トルク|22.9kgfm/5,500rpm|全高|1,135mm| |内装|あり|駆動形式|MR|車両重量|1,080kg| |年式|1971|吸気形式|NA|TM|5速| |>|~入手方法|>|>|>|~セッティング他| |ディーラー|Cr.50,000,000|制限|>|>|---| |その他|---|特記|>|>|---| //-備考: #region(←カラーバリエーションを表示) |>|>|>|>|>|~カラーバリエーション| |Bianco Polo Park|Avorio Le Tetrarch|Grigio Argento|Grigio Mahmoud|Argento Auteuil|Grigio Orthello| |Nero|Nero Dark Ronald|Rosso Ferrari|Rosso Nearco|Rosso Dino|☆Rosso Chiaro| |Rosso Sir Ivor|Rosso Cina 'Duce'|Amaranto Ferrari|Rosso Rubino|Amaranto Bull Lea|Rosso Cordoba Met| |Arancio Vaguely|Giallo Fly|Giallo Argento|Giallo My Swallow|Oro Chiaro Met|Nocciola Met.| |Oro Kelso|Marrone Colorado|Oro Nashrullar|Marrone Dino Met.|Verde Medio Nijinsky|Verde Pino Blenheim| |Verde Medio Met.|Verde Seabird|Verde Pino Met.|Blu Chiaro Met.|Celeste Gainsborough|Celeste Met.| |Azzurro Hyperion|Grigio Le Sancy|Turchese Molvedo|Blu Tourbillon|Blu Ribot|Blu Ferrari| |Blu Dino Met.|Blu Caracalla|Blu Ortis|Blu Sera Met.|Blu Scuro|Viola Dino Met.| #endregion ---- #ref(fdino.jpg,nolink) ---- -イタリアの雄「フェラーリ」の歴史の中で今もなお語られ続ける車がある。 「フェラーリ」の銘を掲げないフェラーリ、「ディーノ」である。 -ディーノとはフェラーリ創業者エンツォ・フェラーリの子孫アルフレード・フェラーリ氏の愛称であり ディーノのコンセプトは氏が病床で考え出したとされている。 -コンパクトなボディにコンパクトなエンジンをミドシップにレイアウトするコンセプトはそれまでのフェラーリとは一線を画し 新たにディーノというブランドを与えられた。 そのためディーノは基本的にフェラーリのエンブレムではなくディーノのエンブレムが掲げられ 「フェラーリ・ディーノ○○」ではなく「ディーノ・○○」と呼ばれる。 但し、「246」のアメリカ市場向けモデルは販促上の理由から例外的にフェラーリのエンブレムが付けられ 「208GT4/308GT4」は後期型よりディーノからフェラーリに改められている。 -本車はそのディーノの一台であり、2.4リッター65度V型6気筒DOHCエンジンを搭載したロードスポーツモデル「246GT」である。 モデルとなったのはフロントバンパー下のインレットの形状から246GT中でも比較的後期に製造されたティーポEと推定される。 --なお、ディーノのエンジンがランチア・ストラトスに用いられ1970年代のWRCで数多くの勝利を得たのは有名な話。 -ディーノは208/308GT4以降モデル展開されることはなかったが、後にフェラーリ自身が V12エンジンよりコンパクトなV8エンジンを搭載した所謂「スモールフェラーリ」を展開したことから F430や[[458イタリア>458 イタリア '09]]の遠いご先祖様にあたる・・・のかもしれない。 ---- #region(派生モデルの解説) -206GT 最初の「ディーノ」。1965年のパリサロンで発表された当初はV8エンジンを搭載していたが 翌年のトリノモーターショーではV6エンジンに改められた。 ボディも246とは違い全体的にコンパクトであり、排気量もホモロゲ取得の為に2リッターとなっている。 -246GTS タルガトップの246。 1971年、ティーポEの製造中に追加された。 -208/308GT4 1973年より生産された246GTの後継車。 ボディはガンディーニによりデザインされた2+2となっている。 エンジンは208が2リッター、308が3リッターのV8をミドシップに搭載。 前述の通り後期型よりディーノからフェラーリに改められる。 #endregion ---- #region(余談) -1956年に24歳の若さで早逝したアルフレード・フェラーリ氏であるが、氏はエンツォと妻ラウラの間に生まれた一人息子であり、その名はエンツォの父にちなみ、後継ぎとして期待されていた。 その氏の早逝に対しエンツォは大いに悲しみ、以後滅多に公の場に現われなくなり、モデナを離れることもなかった。 氏の早逝から10年近く後に発表された「ディーノ」。 独自のブランドまで与えられ特別扱いされる理由は推して知るべし、である。 -ちなみにイモラ・サーキットの正式名称「アウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ」もアルフレード氏(とエンツォ氏)にちなんでいる。 -本シリーズは、「生産台数の少ない希少クラシックカー」であるほど高値に設定される傾向にあるが、このディーノも本作でその例が適用されてしまったのか、前作『GT6』までの900万クレジットから5000万クレジットへと大幅に値上げされてしまった。 --しかし、[[カウンタック>カウンタック LP400 '74]]や[[コブラ>コブラ 427 '66]]より格段に安いので、財布に余裕があれば購入できる額である。 #endregion ---- |