|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):90|340|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|220|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|180|c |>|~分類|>|>|>|~性能| |メーカー/国籍|BMW/ドイツ|総排気量|3999cc|全長|4,615mm| |カテゴリー1|N400|最高出力|421PS/8,500rpm|全幅|1,804mm| |カテゴリー2|ノーマルカー/スポーツカー|最大トルク|40.8kgfm/4,000rpm|全高|1,418mm| |内装|あり|駆動形式|FR|車両重量|1,655kg| |年式|2007|吸気形式|TB|TM|6速| |>|~入手方法|>|>|>|~セッティング他| |ディーラー|Cr.9,300,000|制限|>|>|ダート走行不可| |その他|---|特記|>|>|---| //-備考: #region(←カラーバリエーションを表示) |>|>|>|>|~カラーバリエーション| |☆Alpinweiβ|Silverstone ll Metallic|Spacwgrau Metallic|Intelagos Blau Metallic|Schwarz| |Melbourne Rot Metallic|---|---|---|---| #endregion ---- #ref(M3.jpg,nolink) ---- -5代目3シリーズクーペをベースに開発された4代目(E92型)M3クーペ。 2007年ジュネーブショーでコンセプトカーを発表し、同年から市販が開始された。 -パワートレイン系においてベースモデルから流用されたのはリアサスペンションのロアアームのみ。 それ以外に共通点はほぼなく、各部に徹底的な手が加えられてM3の名に恥じないハイパフォーマンスぶりを見せ付けた。 -M3としては初となるV8エンジンの採用や2代目M6同様にカーボンファイバー製ルーフの採用などトピックは多い。 また、当初は6速MTしか選択できなかったが2008年6月に7速DCTが追加され、ATが多数を占める日本市場においては強力な追い風となった。 -2013年1月に開催されたデトロイトモーターショーにおいて、3シリーズクーペの後継モデルとなるコンセプトカー「4シリーズコンセプト」が発表、クーペモデルは3シリーズと切り離されることとなった。 それを受けて2013年7月に生産終了(コンバーチブルモデルは同年9月)を発表。M3クーペの歴史にひとまず終止符が打たれることとなった。 ---- #region(派生モデルの解説) -M3セダン 2007年10月に発表された、2代目M3以来の登場となるセダンモデル。M3クーペとほぼ同等のスペックを持つが、カーボン製ルーフの採用は見送られた。 -M3カブリオレ 2008年3月に発表されたオープンモデル。先代と異なり電動油圧式リトラクタブル・ハードトップを備えている関係で車両重量は1885kgとやや増加しているものの、基本的なメカニズムは共通である。 ただし、残念ながら日本においては導入されていない。 -M3 GTS 2009年11月に発表された、M3クーペの性能を更に引き上げたモデル。 後席を省略するなどして約140kgの軽量化を成し遂げたほか、排気量を4.4Lに拡大し最高出力は450PSに達する。 残念ながら日本国内には導入されなかったものの、外見的に類似したモデルとして「M3クーペ コンペティション」が国内に導入されている。 -M3 GT4 ヨーロッパで開催されている「GT4 European Cup」などで適用されるFIA-GT4規定((日本には同種のレースカテゴリが無いため馴染みは薄い。他のGT4仕様レース車両にはコルベット、エヴォーラ、370Zなどがある。))のレース専用車両。 -M3 DTM 上記のM3 GT4をベースとした車両。このM3 DTMで2012年にDTM・ドイツツーリングカー選手権に復帰したBMWは、エースドライバーのブルーノ・シュペングラー(Bruno Spengler)の手で復帰初年度でチャンピオン獲得((ちなみに''ドライバーズタイトル''(ブルーノ・シュペングラー)、''チームタイトル''(BMW Team Schnitzer)、''マニュファクチャラーズタイトル''(BMW)の3冠達成。))という華々しい成績を収めた。 -DTMチャンピオンエディション DTMでのシリーズ制覇記念の特別仕様車。世界限定54台((BMWがDTMで重ねた勝利数と同じ数(2012年終了時点)。))、内日本導入台数は10台とのこと。 #endregion ---- #region(余談) -日本国内のレースシーンでは余り見掛けることのないM3であるが、ベースモデルの320iクーペをベースにした車両が2009年よりD1GPにて上野高広選手のドライブで活躍中である(優勝歴もある)。 -本車のフルカスタマイズトランスミッションは、ほとんどの市販車に用意されているノンシンクロ シーケンシャル トランスミッションではなく、なぜかマニュアル トランスミッションである。 ギア比は調整可能になるが、シフトアップを高速化することはできない。 -BMWのFIA-GT3マシン、Z4 GT3に搭載されるエンジンは本車の物がベースとなっている。 #endregion ---- |