分類 | 性能 |
---|
メーカー/国籍 | アストンマーティン/イギリス | 総排気量 | 5935cc | 全長 | 4,760mm | カテゴリー1 | Gr.3 | 最高出力 | 527PS/6,500rpm | 全幅 | 1,979mm | カテゴリー2 | レーシングカー/FIA-GT3 | 最大トルク | 63.6kgfm/5,500rpm | 全高 | 1,340mm | 内装 | あり | 駆動形式 | FR | 車両重量 | 1,250kg | 年式 | 2012 | 吸気形式 | NA | TM | 6速 | 入手方法 | セッティング他 |
---|
ディーラー | Cr.45,000,000 | 制限 | --- | その他 | --- | 特記 | --- |
- アストンマーティンのGT3マシンとして、グループGT3黎明期の2005年から活躍し、輝かしい功績を残してきたDBRS9。
しかしそのDBRS9も、デビューから既に7年が経過しており、流石に旧式化による性能不足が隠せなくなってきた。
この「V12 ヴァンテージ GT3」は、そんなDBRS9の後継車両として、2012年に誕生した新たなるグループGT3である。
- マシン開発は先代同様、イギリスの名門コンストラクターである「プロドライブ」が担当した。
DBS譲りの5.9L V12にはファインチューンが施され、トランスミッションはXトラックのパドルシフトへと進化。
車重はGT3全体で見てもかなり軽い1250kgにまで軽量化された他、前後重量配分も理想値に近付けるよう改良された。
- こうして2012年にデリバリーが開始されたV12 ヴァンテージ GT3は、場所を選ばず世界中で活躍してみせた。
デビューイヤーの2012年は早速トータル18勝を上げ、英国ブリティッシュGTでは2013・15・16年にタイトルを獲得。
2017年では、ブランパンGTシリーズ エンデュランスカップの、プロアマカップにてタイトルを獲得している。
- 先代であるDBRS9同様、息の長い活躍を見せた本車だが、2019年には後継モデルのヴァンテージ GT3へバトンタッチした。
GT3マシンは、モデルライフ途中に細かなアップデートやフルモデルチェンジを行う等し、性能向上を図るのが一般的である。
しかし本車は、デビュー当初から7年もの長きに渡り、大規模な改良を行わず、ほぼそのままの姿で高い戦闘力を保ち続けた。
高コスト化が進むGT3において、カスタマーレーシングカーのあるべき姿を体現した、ユーザーフレンドリーなマシンと言えよう。
|