| 分類 | 性能 | 
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 | メーカー/国籍 | ルノー/フランス | 総排気量 | 1255cc | 全長 | 3,988mm |  | カテゴリー1 | Gr.X | 最高出力 | 103PS/7,000rpm | 全幅 | 1,486mm |  | カテゴリー2 | ラリーカー/競技用ベースモデル | 最大トルク | 11.9kgfm/5,000rpm | 全高 | 1,308mm |  | 内装 | あり | 駆動形式 | RR | 車両重量 | 850kg |  | 年式 | 1966 | 吸気形式 | NA | TM | 5速 |  | 入手方法 | セッティング他 | 
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 | ディーラー | Cr.8,000,000 | 制限 | ダウンフォースは存在しない |  | その他 | --- | 特記 | デフォルトでスポーツ・ミディアムタイヤを装着 |  
  
 
 
- ルノー・8は、1962年から1971年にかけて販売していた5ドアセダンであり、1956年に発表されたドーフィンの後継車である。
 
車名の「8」は「ユイット」と読み、メーカー名と合わせて「R8」あるいは「Renault 8」と表記される事が多い。  
- ボディデザインはアルファロメオが1960年に発表したコンセプトカー「Tipo 103」に酷似している。
 
これは1950年代から1960年代に、ルノーとアルファロメオが業務提携を結んでいたためであると思われる。 
新開発の5ベアリング式エンジンやこのクラス初の4輪ディスクブレーキ等、当時の1.0L車としては豪華な装備を備えていた。 
搭載された直4エンジンは44PSを発揮し、後の追加グレード「マジョール」には排気量を1.1Lに拡大したものが搭載されている。  
- 収録モデルの「ゴルディーニ」は、上記のマジョールに更なるチューンを施した競技用ベースモデルである。
 
ゴルディーニは排気量こそ変わらないが、2基のツインチョークキャブレターによって、標準グレードの約2倍相当の95PSを発揮。 
その後マイナーチェンジによって排気量を1.2Lに拡大し、5速ミッションや追加ランプを装備したものが収録モデルにあたる。  
- R8ゴルディーニは1964年、WRC昇格前のツール・ド・コルスでデビューウィン。1966年まで同ラリー3連覇を果たしている。
 
また、本車を用いたワンメイクレースも開催された。これは世界初のワンメイクであり、今に続くルノーのワンメイクの基礎にもなった。  
- ゴルディーニは1975年の経営統合で消滅したが、2011年に2代目トゥインゴのグレードの1つとしてゴルディーニの名が復活した。
 
後にクリオとウインドにもゴルディーニが設定され、ワンメイクレースが開催されている。  
 
    
    
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