分類性能
メーカー/国籍ポルシェ/ドイツ総排気量1,498cc全長3,950mm
カテゴリー1N100最高出力109PS/6,500rpm全幅1,670pm
カテゴリー2ノーマルカー/最大トルク12.5kgfm/5,000rpm全高1,220mm
内装あり駆動形式RR車両重量840kg
年式1956吸気形式NATM4速
入手方法セッティング他
ディーラーCr.120,000,000制限---
その他---特記---
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356.jpg

  • これまでフォルクスワーゲン等の他社用の車を開発していたポルシェ社が、初の自社生産車として1949年に発売した356。
    1951年1月30日に死去した創業者のフェルディナント・ポルシェ博士が見送った、最初で最後のポルシェ社の車両でもある。
    開発はポルシェ博士の息子のフェリー・ポルシェや、ビートルのデザインにも携わったエルヴィン・コメンダ等が担当した。
  • 発売前にフォルクスワーゲンとロイター車体製造(後のレカロ)の協力を得ることで、スムーズな生産を可能とした。
    足回りやエンジン等もビートルの物がベースで、登場当初のボディタイプはカブリオレとクーペが設定されていた。
    1954年には北米市場からの「もう少し価格を抑えてほしい」という要望で、スピードスターが追加されている。
    スピードスターは価格を抑える為に装備が簡略化・軽量化されており、サイドウィンドウもはめ込み式のビニール製。
    その簡略化はグローブボックスすら省くほどで、これにより廉価化だけでなく、高い運動性能の獲得にも成功した。
  • 収録モデルの「356 A」は、1955年10月に"1956年モデル"として内外装の変更等を行ったビッグマイナーチェンジモデル。
    グレードの「GS GT カレラ」は、レースカーの「550スパイダー」に搭載された1.5LDOHCエンジンをデチューンし搭載。
    更にボディの一部をプラスチック製にする等の軽量化を施したスパルタンモデルであり、1955年に少数が生産された。
  • その後は1959年に「356 B」、1963年7月に「356 C」と2回のビッグマイナーチェンジを経て、1965年に生産を終了。
    後継車は1963年9月に試作車として発表され、翌年に販売を開始した911で、その名は現在まで受け継がれている。



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