分類性能
メーカー/国籍トヨタ/日本総排気量790cc全長3,610mm
カテゴリー1N100最高出力44PS/5,500rpm全幅1,465mm
カテゴリー2ノーマルカー/オープンスポーツカー最大トルク6.8kgfm/4,000rpm全高1,175mm
内装あり駆動形式FR車両重量580kg
年式1965吸気形式NATM4速
入手方法セッティング他
ディーラーCr.6,000,000制限---
その他---特記---
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  • 高度経済成長期の1965年から1969年にかけて製造された、トヨタのライトウェイトスポーツカー。
    愛好家からは「ヨタハチ」の通称で呼ばれ、ホンダ Sシリーズと共に1960年代を代表する名車として知られる。
  • シャシーは、当時トヨタが生産していた中で最も小型の大衆車「パブリカ」のものを流用している。
    これにはコスト削減の思惑もあったが、本車の目指す「小型・軽量」にパブリカのシャシーが合致していたためであった。
    開発では回流水槽で空力研究を行う等して、極限まで空気抵抗の低減を試みた結果、徹底して丸みを帯びたデザインとなった。
    スポーツカーの迫力・凄みとは無縁なものとなったが、愛嬌のある親しみやすいデザインとして結果的に人気を博す事となった。
  • シャシーと同様にパワートレインも、パブリカの700cc U型エンジン(空冷水平対向2気筒OHV)を流用している。
    しかしそのまま使うには非力すぎたため、ボアアップとツインキャブ装備により790cc・45PSにチューンされている。
    それでもなお非力ではあったが、先述の空力を煮詰めた小型・軽量なボディも相まって最高時速155kmを無事達成した。
    この他、大半のコンポーネントや基本レイアウトも、パブリカのそれを流用したものとなっている。
  • 当時の日本は2シーターのスポーツカーが大量に売れる情勢になく、またトヨタ側も売るつもりで作ってはいなかった。
    開発者の長谷川氏曰く、あくまでパブリカの開発終了から初代カローラ開発までの、“繋ぎ”的な作品でしかなかったという。
    そのため、現在の人気・知名度とは裏腹に生産台数は非常に少なく、日本国外への輸出も殆ど行われていない。
    約5年の販売期間における累計販売台数は、僅か3131台に留まっている。
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