分類性能
メーカー/国籍トヨタ/日本総排気量790cc全長3,610mm
カテゴリー1N100最高出力44PS/5,500rpm全幅1,465mm
カテゴリー2ノーマルカー/スポーツカー最大トルク6.8kgfm/4,000rpm全高1,175mm
内装あり駆動形式FR車両重量580kg
年式1965吸気形式NATM4速
入手方法セッティング他
ディーラーCr.6,000,000制限---
その他---特記---
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sports800.jpg

  • トヨタが高度経済成長期に製造したライトウェイトスポーツカー。
    ホンダのSシリーズのライバルと評され、Sシリーズと共に1960年代の名車として名高いマシンである。
    クルマの愛好家たちから「ヨタハチ」の愛称が付けられ、語り継がれている。*1
  • コストを抑え、エンジンとシャシーは小型大衆車パブリカの流用だったため、大衆のためのスポーツカーと言われた。
    車体形式のUP15のPはパブリカを表している。
  • エンジンはパブリカのU型を流用する予定だったが、最高速度150km/h実現を目標とするには非力であったため排気量拡大とツインキャブレター装備によって性能を引き上げた。
  • 大衆車の非力なエンジンでも高い性能を発揮できるよう、軽量化と空力性能を徹底し、重量は僅か580kgだった。
    その結果、超軽量空力ボディを手に入れたスポーツ800は最高速度155km/hに達し、そのマシン特性はホンダ車とは対照的なものとなった。
  • 日本で自動車レースが盛んになりつつあったこともあり、ライバルの存在もあったことからレースにおいて多くの逸話を残した。
    DOHC4気筒でジェット機のような音を発し速いが曲がりにくく燃費が悪いS600に対して、ひゅーぱたぱたと気の抜けた音を発し軽量で操縦性がよく壊れにくく燃費がいいという強みがあった。
    また非常に軽量なエンジンであったため、ピットイン時にエンジンをまるごと交換するという必殺技も可能であった。機械を使わなくても大人3人で持ち上げられたという。
  • 2012年にトヨタ86およびスバルBRZが発売されるまで世界で唯一のボクサーFRスポーツカーであった。



*1 ヨタハチの語源はヨタヨタ走るから、トヨタ スポーツ800からトとスポーツと0を取ってヨタ8になった、など諸説ある

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