|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):90|340|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|220|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|180|c |>|~分類|>|>|>|~性能| |メーカー/国籍|スバル/日本|総排気量|1994cc((本来の排気量は1998cc))|全長|4,240mm| |カテゴリー1|N200|最高出力|201PS/7,000rpm|全幅|1,775mm| |カテゴリー2|ノーマルカー/スポーツカー|最大トルク|20.9kgfm/6,500rpm|全高|1,300mm| |内装|あり|駆動形式|FR|車両重量|1,230kg| |年式|2015|吸気形式|NA|TM|6速| |>|~入手方法|>|>|>|~セッティング他| |ディーラー|Cr.3,000,000|制限|>|>|---| |その他|---|特記|>|>|---| //-備考: #region(←カラーバリエーションを表示) |>|>|>|>|~カラーバリエーション| |Crystal White Pearl|Ice Silver Metallic|Dark Gray Metallic|Crystal Black Silica|Pure Red| |☆WR Blue Pearl|Lapis Blue Pearl|---|---|---| #endregion ---- #ref(brz.jpg,nolink) ---- -[[トヨタ 86>86 GT '15]]と姉妹車関係にある車であり、群馬県にあるスバル太田工場にて製造されている。 製造に使われているラインはかつてアルシオーネSVXとサンバー((現在はダイハツハイゼットのOEM))が造られていたラインを活用しているという特徴を持つ。型式名は86のDBA-ZN6に対してDBA-ZC6。 -仕向地によって名称を変えている86と異なり、BRZは海外向けにおいても名称は同一である。 -86とBRZの違いは主に「フロントの形状」「サスペンションのセッティング」「専用カラー」の3点。 専用カラーは86はオレンジメタリック、BRZはスバルお馴染みWRブルーマイカ(2014年以降はWRブルーパール)。 サスペンションのセッティングは簡単に言うと86は弱オーバーステア、BRZは弱アンダーステア傾向との事だが、反応が機敏すぎて背筋が凍ったりする事や、逆にノーズが思うようなラインの少し外側しか行かないというような事は両者とも無い。 -86同様の3グレードが用意されており、ベースグレード「R」、収録モデルの上級グレード「S」、レースベースグレード「RA」に分かれる。RAがMT専用である点も86同様である。 -2014年には86と共に大規模な改良が施され、アプライドC型になる。 大きな点としては長年スバリストの間で親しまれたWRブルーマイカがWRブルーパールに置き換えられた所。 後にこのWRブルーパールは新型WRX S4/[[STI>WRX STI Type S '14]]にも採用されている。 ---- #region(派生モデルの解説) -BRZ ts(2013 spec.) --STIが手掛けた特別仕様車。ドライブシャフトの大径化、専用のフレキシブルパーツ採用など専用チューニングを実施。ブレンボ製ベンチレーテッドディスクブレーキ、18インチアルミホイール、STI製フロントアンダースポイラーなども採用している。 --ドライカーボンリアスポイラーやブラック塗装のSTI18インチアルミホイール、レカロ製バケットタイプフロントシートを装備した「ts GT PACKAGE」も販売。 #endregion ---- #region(レース活動) -ワンメイクレースなど86と共通する部分は86の項を参照。 -2011年まではレガシィを使用していたR&D SPORTより2012年からSUPER GT GT300クラスに参戦。プロトタイプの開発はSTIが行ったが、実戦投入後はR&D SPORTがシャシーを、STIがエンジンをそれぞれ開発している。基本的部分は前年までのレガシィからの引き続きターボエンジンとFRの組み合わせである。 --R&Dのレガシィは初年度はAWD、二年目以降はトランスアクスルFRレイアウトを採用し参戦していたが、後継車であるBRZ GT300では「市販車との繋がり」を重視し、市販型BRZ同様のエンジンの直後にトランスミッションを積む一般的なFRレイアウトのマシンとして参戦していた。 --しかし、2017年に前後重量配分をリヤよりとし、トラクションを掛ける事を狙い、前述のレガシィ同様トランスアクスルFRレイアウトとなった。 -小排気量のターボエンジンを使用し、GT3勢より軽く重量バランスに優れていることによりコーナリング性能が高いことが長所なのだが、(JAF-GT勢共通の弱点であるが)直線スピードが不足気味になることも多々ある。 --特に参戦初期の頃の性能は一部では語り草であり、「コーナリングスピードはGT300上位どころかGT500クラスだが、直線が絶望的に遅い」と言われていた。 --2013年の第5戦(鈴鹿)で初優勝し2016年の鈴鹿1000kmを含め[[鈴鹿サーキット]]で2勝を上げ、鈴鹿での強さがある一方で、2014年の富士300㎞で優勝した以外、他のサーキットでの優勝がなかったが、2018年の第6戦菅生で優勝した。 --年々速さに磨きをかけるGT3勢に押されなかなか勝ちきれないということも多いが、毎年着実にポイントを稼いで年間成績上位にランクインしている。 -のちに参戦してくる兄弟車の86がGTAの認可・販売のマザーシャシーを利用した参戦であることから、FRであること以外ほぼ別物という状態になっているが、BRZは型式が異なるものの水平対向エンジンを持続し参戦しているということがひとつのアイデンティティーとなっている。 #endregion ---- |