育成基礎知識 のバックアップ(No.10)

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超転生基礎知識

概要

暗黒議会でマナを用いて超転生をすることが出来る。
超転生をするとレベルは1に戻るが、超転生する前のレベルに応じてカルマを入手できる。このカルマを消費することで基礎パラメータを増加させたり、移動力などの、レベルアップでは増やせないパラメータを強化したり出来る。

超転生するとレベル1に戻るが、結果として強いキャラになっていく、というシステムはこれまでのディスガイアシリーズの転生システムと何ら相違はないが、システム上旧作までの転生システムと違いが結構あるため、旧作ユーザーは注意したい。

旧作と同様の点

• 超転生するとレベルは1に戻る。
• 超転生前のマナの値に関わらずマナは0になる。
• 超転生後は基礎パラメータの強化段階に応じてレベルアップによるパラメータの増加量が増える。
• 汎用キャラクターは超転生によって別の種族のキャラクターに変わることが出来る。
• 超転生の際に選んだ素質によって特殊技の熟練度が減少する（天才を選択した場合は減少しない）。

旧作と異なる点

• 超転生前のレベルに応じてカルマが入手できる。
  • 旧作でいうところの「転生総レベル」に近いシステム。
  • 基礎パラメータの強化や移動力等の強化はカルマを一定量消費することで行う。
• 余ったカルマはそのままストックされ次回の超転生時に持ち越される。
  • ただし、カルマは保有量に上限が定められており、この上限を超えた分は失われる。唯一の例外として、超転生時に加算されるカルマについてはその超転生時に限り上限の影響を受けない。上限を超えるカルマを残した状態で超転生を完了させた場合は上限を超えた分は失われる。
    • 具体例を挙げると、初期状態（上限1万）で、既に5000カルマを持っている際にレベル9999で平凡で超転生を行うと9999カルマが加算され、その超転生時における振り分けの際には1万4999カルマを割り振ることが出来る（一時的な上限突破）。ただし、この割り振りを終えて超転生を実行する際に1万カルマ以上残った場合は1万カルマを超えるカルマは失われる。
• 超転生に際してウェポンマスタリーが下がることはなくなった。
• 超転生の際に必要なマナは全てのキャラにおいて初回は0で、2回目以降は100となった。汎用キャラであっても倍々で増えていくことはない。
  • 実際には一番下の素質「どうしようもないクズ」で超転生する場合でも1マナは必要なので最低1（2回目以降101）は必要である。
  • 職業及びランク毎に超転生に必要なポイントが変わるということもなくなった。
• 一度割り振ったカルマはキャンセルできない。
  • もっとも上限値に達するまでは何度でも振れるため、取り返しが付かなくなることはない。
• 装備適正値が廃止されたため、固有キャラクターが超転生を重ねることで装備適正値が増えるという仕様もなくなった。
  • 代わりに、固有キャラクターについては各章クリア時のイベントによる超転生によって基礎パラメータが少しずつ強化される仕様になっている。

基礎パラメータ（素質値）

キャラクターの能力値の基本となるパラメータ。このパラメータによってレベルアップによる成長度合いが決まる。職業毎に決められたポイント（青の部分）とカルマによって割り振られたポイント（オレンジの部分）の合計によって決まる。

初期状態では上限はパラメータ毎に合計で255までだが、「素質値上限解放　修羅」を取得することで500まで、「素質値上限解放　羅刹」を取得することで2000まで増やすことが出来る。

なお、汎用キャラクターの場合は転職や下位クラスから上位クラスに変更することで合計値の上限2000より基礎パラメータを高くすることも出来る。

カルマによって割り振るポイントは旧作と異なり、現在の素質値が高ければ高いほど必要量が多くなる。そのため、低いパラメータを強化する方が1ポイント辺りに必要なカルマは減る。最終的には1ポイント増やすだけでも十万単位のカルマが必要になってくる。

一度割り振ったカルマはキャンセルされることがないため、旧作と異なり、超転生時のレベルやパラメータによって超転生前より弱くなってしまうということはなくなった（転職や、上位→下位の超転生をすることで合計パラメータが下がることはある）。

カルマ

超転生の際に入手できるポイント。基本的に1レベルにつきカルマ1ポイントになるが、素質によって異なり、上の素質で超転生するとボーナスが入る。その他、悪業指南によっても入手することが出来る。

マナや経験値などドリンクバーを介して任意に取得できるものも多い中において、カルマについては受け渡しは一切出来ず、自力で入手するしかない要素である。

カルマは超転生の際に基礎パラメータを増やしたり、その他の能力を高めたりするのに使う。旧作のキャラ界で強化する項目についても超転生時にカルマを用いて強化することになる。

カルマの上限は悪業指南の達成によって増えていく。初期は1万であり、最終的には9999億9999万9999となる。ただ、現時点では数十億のカルマがあれば完全強化できるので、それだけ必要になることはない（今後のアップデートで要素追加がある可能性はあるが）。

能力解放

パラメータとは異なるキャラクターの能力を上げる項目。旧作のキャラ界で強化する項目も含まれている。

キャラ界と異なりカルマさえあれば一度にいくつでも強化出来るものの、強化段階が増える毎に急激に必要カルマが増えていく。攻撃範囲上昇や与ダメージアップなど、旧作ではなかったような項目もある。

原則として上位の取得を行うためには下位の取得が必須（例：移動力上昇　3を取得するには1,2の取得が必須）
となる。また、当然効果は累積する。

優先して取得したい項目はクリア後であれば「レベル上限解放　修羅」及び「レベル上限解放　羅刹」である。これがないといつまでもレベル9999止まりになってしまうため、カルマが全然貯まらないことになる。

他にも移動力上昇や投げ強化は攻略の上で大いに役立つ。与ダメージアップも早めに取得したいところ。もちろん、最終的には全部獲得することが出来るので、取り敢えずクリア前は250万のものまでとれれば十分である。

• 総必要カルマ: 7億4397万9000(羅刹まで)　
  • 42億4397万9000(夜叉系解放分まで)　
  • 835億(羅刹ステALL2000から解放含めて最大まで)
    • キャラ作成から夜叉カンストまでの総計ならおよそ950億カルマが必要

魔ビリティー

超転生の際にランダムで魔ビリティーを習得する。これは、選んだ素質、超転生時のレベル等には一切無関係でランダムで1種類が選ばれる。全部で92種類あり、重複することはない。全て習得済みの状態で超転生を行った場合はランダムでいずれかの種類のエキスまたは全種類のエキスがもらえる。

魔ビリティーは重複しないので(スキル屋で還元しない限り)92回超転生をすれば必ず全て手に入るものの、魔ビリティーの選定確率にはばらつきがあるようで「○の支配」「究極○○訓練」「○の極致」「マナマスター」「学びの天才」など高位と思しき魔ビリティーについては選ばれにくいようで後半に入手できるケースが多い。

92回超転生すれば全てそろうものの、1周目はストーリー進行による転生回数の加算があるため、転生回数だけを見て魔ビリティーがそろっているか判断する際は注意。マジョレーヌまでの固有キャラと1周目序盤から使っていた汎用キャラは悪業指南の課題である100回超転生が達成できていても魔ビリティーを全て習得出来ていない可能性がある。一番確実なのは超転生時に「全ての魔ビリティーを習得済み」のメッセージが出るまで超転生を行うことだろう。

なお、部隊屋の技能開発部隊に所属した状態で超転生をすると、部隊の強化レベルに応じて追加で魔ビリティーを獲得できる。部隊を最大強化すると一度の超転生で5つ(元の1つ+追加4つ)習得できるため、秘伝書なしでも最短で19回の超転生で全てそろう。ただ、超転生100回の悪業指南を行うつもりなら所属せずとも（上記、ストーリーによる加算がされるキャラを除けば）悪業指南達成が出来る頃には全取得できている。

また、獲得した超転生の魔ビリティーは、スキル屋にてマナ消費のみで秘伝書を作成できる。上記の通り習得している魔ビリティーは重複して獲得しないため、超転生前に秘伝書を使って習得させると未所持魔ビリティーの抽選範囲を狭めることが可能。

有用な魔ビリティーもたくさんあるため、まず1キャラを超転生しまくって、一通りの魔ビリティーを習得させ、必要に応じて秘伝書を作成するというスタンスがオススメ。そもそも超転生回数がそのまま強さに繋がるゼットをその役割にしておけば超転生回数も稼げて一石二鳥である。