監獄(58人)
バノイ島の監獄は一般の刑務所と異なり、軍隊が常駐し、司令官のホワイト大佐の本拠地ともなっている。
したがって本来はアウトブレイクなどの災害が発生してもここだけは死守されるべきなのだが、すでに感染者が内部に入り込み、治安維持や、監視、統制といった機能の大半が失われている。
現在は囚人たちがタイタス・カブイを中心にグループを作り、刑務所内の武器を集めたり、部下を独房から解放したりと、反乱の機会をうかがっている。
ただ、敵はアンデッドや看守だけでなく、タイタスのグループに不満を持つ囚人の中にもいるため、予断を許さない状況。
※背中や腿に「囚人番号」らしきものが書かれているが、重複が多かったり書かれていない囚人がいたりするので残念ながら個体判別の材料にはならない。
タイタス・カブイ/Titus Kabui
刑務所の囚人でリーダー格。
辮髪のようなヘアースタイル、上半身一面に派手な刺青(胸には龍の刺青)を施している。
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「どうやって来たんだ?」
「感染してんのか?」
「さあ どうかな 知らんかもな」
「いいねえ だが 俺が欲しいのはあれなんだよ」
「Cだと?ああ ホワイトのところか?奴はこちらにも話を持ってきたが決裂したんだ。だがお前らとなら…取引してやってもいい」
「独房A-3-14号にいる。お前の人生より長くここにいるワルの中のワルだ。ここまで連れて来い。奴なら何とかできるはずだ」
「よし まず 仲間が化け物相手に怖がらず戦うには もっと武器が必要だ。お前らが持ってきた分では足りない。上の階に行けば武器庫があるが歩く屍がウヨウヨしている…」
「心配いらない、安全は保証する。お前がしくじらないかぎりはな」
「銃声がしたな。撃ったのは守衛だろう。動いているものなら、何でも撃つからな」
「それっぽっちか?全く足りないな。他の作戦を考えないとダメだ」
「食べ物がいるな。仲間は腹が減るとイライラして乱暴になるんだ。面倒はゴメンだよな?台所に行って食べ物を取ってきてくれ」
「頼まれてくれたら、ブロックCへ通してやるぞ」
「もう行って戻ってきたのか?銃はどこだ?お前なめてんのか?」
外見上の特徴から東洋系かと思われる。「ザ・ボイス」によればテロリスト、殺人者だが、詳しい素性は語られない。
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アルヴァーロ・サンチェス/Alvaro Sanchez
刑務所の囚人。ブロックAの独房に取り残されている。タイタスも実力を認め、犯罪者としてのキャリアもかなり長いらしい。
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「タイタスが寄こしたのか?」
「扉の鍵を開けろ。コントロールルームに行って何とかしろ」
「よし 行くぞ!もし化け物が走って来たら どうするか分かってるな」
「一緒にいねえと駄目だ…」
「よーし ここを出たくてたまらなかった」
「やっべ ありゃ大物だな。仲間が現れる前に倒すんだ」
「イェー!地獄に落ちろ このクソ野郎!あいつが人間の頃から気に入らなかったんだ」
「よく戻ったな 兄弟」
「腹が減った。煙草も欲しいなあ」
警察署のレーザと同じく、どちらかと言えば独房のおかげで「保護」されていた印象(しかも警察署以上に敵が強力)。
タイタスのセリフの割にはストーリー中に活躍の場がほぼ見られず残念。
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エンジェル/Angel
刑務所の囚人。バノイ・ブッチャーの話をしてくれる。
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「誰も奴にはかなわねえ。9歳の時に、マチェーテで自分の家族を全員切り刻んだって話だ。信じられるか?」
「ギャング、街のチンピラ、テロリスト、ロシアンマフィアの殺し屋、誰でも奴に会えばチビっちまう!」
「真面目にやってんのか!」
「これで後は、脳みそ腐ったゾンビどもをぶっ殺すだけだ」
ふつうの囚人に見えるが、なぜかすごい宝物を所有している。
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ドレフュス/Dreyfus
刑務所の囚人。薬中毒で見るからに衰弱しており、クスリ(ブツ)を欲しがっている。
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「今すぐ必要なんだ。あるものなら何でもいい!」
「禁断症状がひどい…」
「震えがきた…最後にハイになったのはいつだったかな?」
「感謝している、借りができたな!」
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ケビン/Kevin
刑務所の囚人。電子ロックの解除など機械に強く、また刑務所の構造に精通している。
話しぶりからもいかにも頭がキレる印象。
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「タイタスが お前らを助けろって」
「俺はケビン。タイタスに頼まれて来たんだ。現役のころは簡単に鍵を破ったものさ。だがこれは無理だ。防止装置が付いてる。マスターキーが必要だ」
「よし。俺がドアをなんとかするから 邪魔されないように守ってくれ」
「あとはこのカードを通すだけで…」
「待てよ…何でこのドアが開いたんだ?どういうことだ?もう1回やらせてくれ」
「クソ 今ので壊れてなきゃいいんだが。もう1度だ」
「こりゃまいったぞ…もし あの二重ドアが開いたら おしまいた。一か八かだな」
「クソ!やるしかないな! 鍵は任せろ そのかわり守ってくれよ」
「まったく驚きだ お前ら まるで死の天使だな。お前らが いなきゃ死んでたよ」
「よし 開いたぞ。いいか?中に入って欲しいものを取ってこい。役立つものを探せ…」
「まあ ちょっと探してみろよ…何か残ってるさ」
「まだチャンスがあるうちに、捕まえるんだ」
「信じてくれ。元には戻らない…永遠に」
ヘリの操縦も行えるなど、かなり多芸な人物。彼の声、クセのある話し方、どこかで聞き覚えがあるような?
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ハーランド/Harland
刑務所の囚人。近くに倒れている囚人のことで厄介な問題を抱えている。
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「信じてくれ、あいつは看守を一気に5人始末したこともある。早く薬を飲ませないと、外の化け物よりも厄介なことになるぞ」
「薬を探せ、あるだけ全部持ってこい!」
「お前のおかげで、クソ大惨事が防げたな」
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アーサー/Arthur
刑務所の囚人でトレーダー。珍しく銃火器を専門に扱っている。
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「やあ!何か要るのか?」
「何か必要になったら、いつでもここに来てくれ」
「欲しいものがあったら、言ってくれ」
「あんた優柔不断だろ?」
「買い物か?」
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ブライアン/Brian
刑務所の囚人でトレーダー。ブライアン2号。
一番しっかりした場所で物を売っている割には、医療キットと改造材料しか扱っていない。
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「装備が要るんだろ?」
「何か買いたくなったら、いつでもどうぞ」
「買う気がないなら、他の客のために場所を開けてくれ」
「オイオイ、日が暮れちまうぞ」
「何か欲しいのか?油を売ってるのか?」
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ジェレミー/Jeremy
刑務所の囚人でトレーダー。刃物を専門に扱っている。
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「おい。まともなものを買いたいなら、俺に任せろ」
「俺はいつでもここにいるからな」
「ナイフ作りで俺の右に出る者はいない」
「ムショの仲間から、作り方を教わったんだ」
「カミソリみたいだろ?」
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囚人
名無しの囚人。大勢いるがセリフが無い囚人も多い。
クエストの進行ごとにセリフが頻繁に変わるので、聞いて回るのも面白い。
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囚人1号
「あのサイコ野郎が大人しくしてることを祈るぜ」
「よし、これで歩く死体どもに集中できるようになったな」※「バノイ・ブッチャー」完了後、移動する。
「軍のクソ野郎がブロックCを仕切っているのは明らかだ」
「おまえはここで株を上げたな」
「古い風呂場の中でたくさんの連中が殺されてしまった。こいつはとんでもない虐殺だ」
囚人2号
「成功したのか?くそ、賭けに負けたな。傷ひとつなし、そうだろ?」
「モーウェンとタイタスは、何か策を見出すだろう。でなきゃ、おしまいだ」
「ハリケーン、疫病…次はなんだ?核で人類滅亡か?」
「こりゃやばいぜ…」
囚人3号
セリフ無し。徘徊している。
囚人4号
セリフ無し。タバコを吸っている。
囚人5号
セリフ無し。しゃがんで何かやっている。
囚人6号
「お前の連れの女どもはたまんねーな。手を出すなとタイタスに言われてる。でなきゃ一発決めてるところだ」
「もし俺がお前みたいに抵抗していたら、もうとっくに死んでいただろう」
「お前は誰だ?」※タバコを持っていないのに煙
囚人7号
「おかしな真似をしたら、口を倍に切り開いてやる」※このセリフ以外は意外と優しい
「馬鹿な真似はするな」
「無茶はするなよ」
「お前いい腕してるな」
「お前度胸あるな」
「入れ」
囚人8号
セリフ無し。
囚人9号
「機雷の海を通り抜けられるバカ野郎は、モーウェンだけだ」
「タイタスが何か策を見出すだろう。じゃなきゃ、終わりだ」
「ここの病院にいるバカから始まったって噂だ」
囚人10号
「あの女どもはどこ行った?やって欲しいって顔に書いてあったぜ」
「タイタスたちは何をするつもりだ」
「タバコが欲しいな…」
囚人11号
セリフ無し。徘徊している。※たまに(移動してきた)囚人1号に徘徊を邪魔される。
囚人12号
セリフ無し。タバコを吸いながら徘徊する。※たまに移動して鉄格子を掴んでいる。
囚人13号
「奴に俺たちを助ける気はない。心配なのは自分の部下だけだ」
「来るぞ。あいつが来る。タイタスは人の話など聞かないが、銃があれば俺の話を聞くだろう」
「タイタスが部下に武器を持たせたら、あいつの言うことを聞く他なくなる」※「キッチンコロシアム」完了後移動
「タイタスはもう終わりだ…まあ、見てろ」
囚人14号
「背後に気をつけろよ。その房の区域にはアンデッドどもがたくさんいるんだ」
「移動する前に、死体を片付けないとな」
「中で何が起こっているのか、タイタスは知っているのか?」
「俺たちはどこへも行かない」
囚人15号
「タイタスの許可がないならこのドアは開けられない」
「おいおい駄目だ…タイタスの許可がないなら通れない」
「おい まずはタイタスに話せ」
「あの死人の化け物以外に中には看守もいるぞ」
「タイタスは気に入らないだろうが…武器がなければ奴は終わりだ」
「タイタスの許可がなければ入らせない」
「今地下室はとんでもないことになっている。歩く死体だけじゃなくまだ生きている看守もいるんだ」
囚人16号
「倉庫には大量の食料があるが、そこには大量の死体野郎もいる」
「タイタスの許可がないなら入れない」
「おい そこに入るにはタイタスの許可がいる」
「通行許可があるなら、タイタスに信頼されているんだな」※「キッチンコロシアム」完了後移動
「タイタスが独り占めするのは不可能だ。大勢がコケにされた」
「あいつらの中には、何年も女を見ていない奴らがいる。まずいことになるぞ」
「看守の話ではブロックCに軍のお偉方が来るらしい」
「根性があるなら、武器を持って戦え。この道を行けよ」
「何てこった。タイタスはその食料を分けてくれるかもしれないぞ。ああ?」
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囚人(「人間」)
バグで「人間」と表示される囚達。
以前は1人とされていたが、筆者は3人確認している。
XBOX360/Zombie of the Year Edition
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囚人17号
ハーランド曰く「大男」で「看守を一気に5人始末したこともある」囚人。うずくまっている。
囚人18号
「大男」を見守る囚人。
囚人19号
立っている。
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囚人(25人)
「囚人」という表示もセリフも無い囚人達。
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囚人20号
イスに座り、腕を頭の後ろで組んでいる。
囚人21号
タイタスのいる部屋のドア近くにいる。
囚人22号
囚人6号と一緒にいる。
囚人23号
キョロキョロしている。
囚人24号
壁にもたれかかっている。
囚人25号
座って頭を揺らしている。
囚人26号
腕組みしている。
囚人27号
立っている。
囚人28号
頭を抱えている。
囚人29号
頭を抱えている。
囚人30号
座っている。
囚人31号
立っている。
囚人32号
座って咳をしている。
囚人33号、34号、35号、36号
壁際に集まっている。
囚人37号
1人で壁の反対側にいる。
囚人38号、39号、40号、41号、42号、43号、44号
囚人10号と一緒にいる。
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ライダー・ホワイト/Ryder White
BIDF(バノイ島防衛軍)大佐で、司令官。
若いころから世界中の部族、格差社会における戦場を生き抜いてきた、屈強な軍人。
また、わずか一つの例外をのぞいてではあるが、極めて軍の命令に忠実であるとされる。
彼の妻の希望により、危険が少ないバノイ島に移ってきた。
日本語版音声は石井康嗣。
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「私を止められると思うのか!?」
「私はいつでも一枚上手だ!」
「適者生存のサバイバルに貴様は振るい落とされたんだ」
「毒をもって毒を制すと言うだろう!」
「お前から殺してやろうか!?」
「どのみちバノイは終わりなんだ!」
「このクソが…クソぁ…ああ…!」
主人公キャラとしてはライダー・ホワイト参照。変異後については敵参照。
ゲーム中では単純な脳筋タイプにも見えるが、経歴や司令官という役職から判断して本来(通常の戦場において)は冷静かつ優れた戦略眼を持った人物と考えられる。
ヘリの操縦も可能。最前線における一人の兵士としてもかなり優秀。
ただ一つの弱点を敵、味方ともに完全に見抜かれ、利用されたあげく正常な判断力を失ったのが彼にとって命取りに(詳しく知りたい人は本編クリア後にDLC「ライダー・ホワイト」をプレイしてみよう)。
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エミリー・ホワイト/Emily White
ライダー・ホワイトの妻で刑務所病院の主任医師。
ライダーとの間にはケイトとパムという子供がいる。
感染しており、「ライダー・ホワイト」は妻の病気を治すために主人公達を刑務所に呼び寄せた。
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一般的に、ケイト、パム(パメラの愛称)はともに女性の名前。娘が二人、ということになる。
ライダーではなくエミリー似であると良いが…。
※以下、DLC「ライダー・ホワイト」より。レコーダーと異なり後で再生できないため掲載
エミリー・ホワイト テープ#1:
「私はエミリー・ホワイト。バノイ刑務所病院の主任医師を務めています。数時間前食料の納入業者が2人の看守を襲い彼らを噛みました。男性は興奮状態で呼びかけにも反応しないので拘束しいくつかテストを行いました。症状はこの島固有の風土病「クブ」に類似。これは脳がスポンジ状になる脳障害の一種です。プリオンによって発病するため人肉食の過程で人間の脳を摂食することにより感染が拡大すると考えられます。この患者と噛まれた看守2名の観察を続けます」
エミリー・ホワイト テープ#2:
「拘束されていた看守の1人が付き添い人ともう一人の看守に襲いかかり…残念ながら射殺されました。テーザー銃はまったく効力がなかったようです。現在検死を行いながらこの所見を記録しています。死体の状態は推測を裏付けています。脳のスポンジ化はかなり進行しており症状の深刻さが伺えます。通常クブ病がここまで進行するには何年もかかるため非常に奇妙です。潜伏期間が非常に短くなっていると思われます。小脳にもかなり大きな空洞が確認できます…嘘でしょ!彼生きてるの!まだ生きてるわ!こんなことって…確かに死亡を確認したわ!バイタルサインは一切確認できなかったのに…誰か誰か来て!」
エミリー・ホワイト テープ#3:
「感染は刑務所内で急速に拡大しました。その速度は驚くべきものです。最初の発症者が出た時点で囚人たちは暴動を起こしました。看守が秩序の回復にあたっていますが混乱する一方です。現在囚人の1人に研究を手伝わせています。ケビンという名前で彼の多大なる協力のもとこの恐ろしい伝染病の進行を一時的にでも低下させる薬を探しています。テトラサイクリンは進行を止める作用を持つようですがどの程度有効なのかは…分かりません。私たちは研究室に立てこもり救助を待っています。夫と無線で話しましたがヘリコプターがこちらに向かっているようです。ホワイト先生移動しましょう。ここも危険です。急いで!そんな…いいわ」
エミリー・ホワイト テープ#4:
「感染者がどこからか侵入してきて私を噛みました。ドアのカギは閉めたはずなのに。幸いケビンがその感染者を殺してくれました。でもとうとう…私自身が感染してしまったのです。この病気が血液や唾液から感染することは間違いありません。クブ病には治療法がないためこの変異種にも治療法はないでしょう。病原体がこの体の中にある以上もはや私は退避できません。危険すぎます。続けられる限り研究を続けるつもりです。これまで調べた限り感染者の血液には免疫不全の痕跡が見つかります。これがどう関係するのかは分かりません…それ以前にもし…ホワイト先生?大丈夫ですか?少し休まれては?ええ大丈夫よケビン。研究を続けなくちゃ。続けられるうちはね」
エミリー・ホワイト テープ#5:
「テトラサイクリンが残り少なくなりましたが病院の他の場所まで取りに行くのは危険すぎます。廊下まで感染者で埋め尽くされている状態なので。ケビンがいてくれてよかった。脳が働く限りは症例の記録をとり続けて研究者たちに…資料を残さなければ…歩くのにも…ふらつくようになり…運動能力が失われていく…全身に…けいれんがあり…ああ…頭がズキズキと…あああ頭が…ああライダー…ごめんなさい私…私もう…」
エミリー・ホワイト テープ#6:
「無線で救助のヘリコプターに連絡し…私を置いて行くように言いました。じきに私も全身をむしばまれて…じきに…じきに…ああこんなのって…ライダーにも来ないように言いましたが…彼は…頑固なの…ここに来て欲しくない。こんな姿を見られたくない。彼には…こんな姿じゃなく…思い出の中の私を…ライダー…ライダー…これを聞いたら…ああ…ごめんなさい…ケイトとパムに…ママが愛してると…ああもう…」
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ロジャー・ハワード/Roger Howard
ジャーナリスト。
家族は妻のカレン、息子のジェイコブがいる。
違法な伐採による島の生態系、バノイ経済、人々の暮らしへの影響を調査する特別任務に従事。
伐採についての情報提供者であるミスター・アオノモを訪問中アウトブレイクが発生。
モーズビー市街の貧民街、ジャングル、研究所を通過し監獄に到達するもウイルス感染。発症後に射殺された。
レコーダーの音声で登場し、監獄島の病院内で死体の姿となって発見される。
日本語版音声は河本啓佑。
バーナード・グリン/Bernard Grinn
国防軍スポークスマン。名前とセリフのみの登場。
アウトブレイク後の混乱と事態の収拾のため、情報操作を図っている。
カロン/Charon
バノイの監獄に収容されている、名の知られたハッカー。テロ組織やギャングなどに雇われ、犯罪行為を行っていた。
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本編では名前のみの登場ということになっているが、DLC「ライダー・ホワイト」でその正体が…。
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