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アンドリュー・マイズナー テープ#1:
「私はBDF(※おそらくBIDFの誤り)のアンドリュー・マイズナーだ。私の部隊はモーズビーに展開中だ。この日誌はここで起こっていることを記録するためのものだ。何らかの伝染病が人々を襲い感染者は攻撃的な行動を見せている。伝染病による混乱に乗じてラスコル・ギャングが略奪の限りを尽くしており任務を妨げる者は排除しろとの命令が下った。イラクのアブ・クレイブと同じことがここでも起きている。この記録は上官へ言い訳するために残しているものではない。将来の軍事裁判の証拠として事実を記録しておくためのものだ…クソ!銃撃か!?隠れろ!身を隠せ!いよいよご対面だな…!」
アンドリュー・マイズナー テープ#2:
「連中はあれを何らかの伝染病だと言うがあんな病気は見たことがない。街の秩序はすでに失われ警官は姿を消した。感染者は病気の犬のように誰にでも襲いかかる。1人の女性がマロリー一等兵に飛びかかり喉をかみちぎった。彼女の眼には人間らしさのかけらも見られなかった。結局彼らを殺すほかなかった。男も女も子供さえ…何百人もだ。現在我々はある商店に立てこもっており奴らは今にも入って…裏からだ!撃て!殺せ!」
アンドリュー・マイズナー テープ#3:
「誰か助けて!我々の任務はスラム街へ通じる主な橋を爆破して感染が全島に広がるのを阻止することだった。だが分隊の半数があの化物に噛まれて負傷した。ラスコル・ギャングどもが我々をつけ回しジャクソン隊長の手当てをしていた衛生兵は頭を撃たれた。最後の希望は橋を渡って我々も戻れないよう爆破することだ。いったいここで何が起きてる?今朝は子供を殺さなければならなかった。10歳にもなっていないような子だ。15発も撃ちこんだのにまだ向かってこようとしていた。行くぞ移動だ。クソ移動しなければ。また外に出るのかと思うと気が重い」
アンドリュー・マイズナー テープ#4:
「ジャクソン隊長を処刑した。死体をむさぼってるのを見たからだ。地面をはい回り顔を血だらけにしていた。隊長がこちらを見とき目が合ったが私が誰だかまったく分からないようだった。うなり声を上げ歯をむき出して襲ってきたので頭を撃ち抜いた。彼らを解放するにはそうするしかない。遺体を置き去りにしたくはなかったが作戦の遂行が最優先だ。あのクソッタレな橋を爆破しなければ」
アンドリュー・マイズナー テープ#5:
「みんな死んじまった。全滅だ。感染者ではなく…ラスコル・ギャングにやられたんだ。何もかも持って行かれた。奴らとどめを刺さず血を流している私を置き去りにした。伝染病は拡大して…手がつけられなくなるだろう。この島全体を爆撃で焼き尽くさない限りは。感染者に見つかる前にここから逃げなければ。ああクソ…感染者がこっちを見てる…クソ…もっと来るぞ。ああ神よ…こんなこと…うわああああ!」
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